おじいちゃんは いつもその小さなバイクをいつも見つめている。
数年前まで よく磨いていた小さなバイク
今は見つめているだけ
西暦2045年
各メーカーがガソリン車の生産を中止してからガソリン需要も減り政府は環境税を導入
石油製品に膨大な税金を掛けてきた。
飛行機まで電動化された現代では当然の事とし反対する者もいなかった。
言葉少なく爺ちゃんは答えた。
電動のバイクしか知らない少年には理解できないようです。
納屋の壁には爺ちゃんの若いころの写真が額縁に入れて大事に飾ってある。
爺ちゃんはこのカブで旅をしていたようだ。
仲間達と楽しそうにキャンプしている写真を見て思い出に浸る日々のお爺ちゃんである。
毎日整備してピカピカのカブ 今では貴重なガソリンを1リットル入れる。
爺ちゃんは膝や腰が悪いのでエンジンを掛ける事ができない。
そこからか・・・
時代の流れを感じる爺さん。はぁ~
言っている事かさっぱり 言われるまま 3回キックでエンジンは掛かった。
電動にはない鼓動が心を揺さぶる。爺ちゃんもニンマリだ。
???少年は理解しようとするが???
何とも言えないマニュアル感が少年の心を揺さぶったのであった。
つづきはこちら↓ スーパーカブものがたり その2 ↓
https://tuchinoko-style.blogspot.com/2019/03/cub2.html
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